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八月納涼歌舞伎

  1. 【日 程】
    2022年8月5日(金)~30日(火)
    ※10日(水)、18日(木)休演
    8月19日(金)第二部・第三部 公演中止
  2. 【場 所】
    歌舞伎座
  3. 【時 間】
    第一部 午前11時~
    第二部 午後3時~
    第三部 午後6時15分~
    ※開場は開演の40分前を予定
  4. 【料 金】
    1等席    16,000円
    2等席    12,000円
    3階A席    5,500円
    3階B席    3,500円
    1階桟敷席 17,000円
  5. 【お問合わせ】
演目と配役

第一部

午前11時~

  手塚治虫の漫画が歌舞伎に!
  手塚治虫 原作
  日下部太郎 脚本
一、新選組(しんせんぐみ)
“漫画の神様”手塚治虫の作品が初めて歌舞伎に!
時は幕末。深草丘十郎は父親の仇を討つため新選組に入隊し、少年剣士の鎌切大作と出会います。どこか内気な丘十郎と、明るく剣の腕が立つ大作。二人は正反対の性格ながら、厳しい修行の合間に大作行きつけの汁粉屋でほっとひと息つく時間を過ごすうちに、いつしか親友になります。そんなある日、親の仇を探す丘十郎は、隊士として戦うなかでやむなく人を斬ってしまい、自らも仇として狙われる立場に…。
原作は手塚治虫の漫画「新選組」。幕末の京都を舞台に、深草丘十郎と謎を秘めた少年剣士・鎌切大作の友情、近藤勇や土方歳三はじめおなじみの新選組隊士たちや坂本龍馬との出会いを通じて成長する丘十郎の姿が生き生きと描き出されます。“漫画の神様”が生み出した魅力的なキャラクターが活躍する歴史ドラマにご期待ください。
深草丘十郎 歌之助
鎌切大作 中村福之助
近藤勇 勘九郎
土方歳三 七之助
仏南無之介 橋之助
沖田総司 虎之介
娘八重 鶴 松
庄内半蔵 片岡亀蔵
芹沢鴨 彌十郎
坂本龍馬 扇 雀
  三世河竹新七 作
二、闇梅百物語(やみのうめひゃくものがたり)
妖怪たちによるユーモラスな舞踊
夏の夜、「百物語」が行われているとある大名屋敷。最後の灯火を吹き消すと辺りに怪しげな雰囲気が漂います。一本足の傘、狸や河童、さらに雪女郎、骸骨が次々現れては消えていき、最後に現れたのは百鬼夜行の読本を持った読売。実はこの読売の正体は…。
「百物語」の怪異に始まり、個性豊かな妖怪たちの踊りなどみどころが続くユーモラスな舞踊です。夏にぴったりのひとときをお楽しみください。
骸骨/読売 勘九郎
傘一本足 種之助
河童 虎之介
小骸骨/読売 勘太郎
小骸骨/読売 長三郎
籬姫 鶴 松
新造 千之助
橋之助
小姓白梅/雪女郎 七之助

第二部

午後3時~

  古河新水 原作
  巖谷槇一 脚色
一、安政奇聞佃夜嵐(あんせいきぶんつくだのよあらし)
  佃島寄場島抜けより甲州金鉱洞穴まで
脱獄した二人を待つ結末とは――
安政5(1858)年の初冬、人足寄場で苦役の日々を過ごす青木貞次郎と神谷玄蔵。元は甲州の侍であった青木は、武田信玄の埋蔵金を巡り殺された両親の仇を捜しています。その思いを知る神谷は青木を焚きつけ、島抜けを計画。二人は佃島から隅田川を渡り、泳ぎが苦手な神谷も青木に助けられ、ともに脱獄を果たすのでした。路銀調達のため悪事を重ねる二人でしたが、神谷と別れ故郷甲州へと向かった青木は笛吹川の渡し場で渡し守の義兵衛一家と出会い…。
本作は明治の初めに実在した脱獄事件をもとに、大正3(1914)年に古河新水(十二世守田勘弥)が、時代設定を世情不安定な安政期に改め、書き下ろした世話物です。二人が川を泳いで脱獄する名場面の、青木と神谷による面白味あふれるやりとりや、浪布を使った歌舞伎ならではの演出は必見。怒涛の展開でお届けする魅力あふれる舞台をご堪能ください。
青木貞次郎 幸四郎
神谷玄蔵 勘九郎
おさよ 米 吉
木鼠清次 隼 人
上州屋倅半次郎 玉太郎
三好野亀次郎 猿 弥
元締宇野与兵衛 由次郎
飯屋女房お米 萬次郎
おさよの父義兵衛 彌十郎
  木村富子 作
二、澤瀉十種の内 浮世風呂(うきよぶろ)
※「澤瀉屋」の「瀉」のつくりは、正しくは“わかんむり”です
男と女なめくじが魅せる軽妙な舞踊
ここは明け方の風呂屋「喜のし湯」。三助政吉が、せわしなく働いています。そこへいつの間にやら現れたのは、女の姿をしたなめくじ。なめくじは粋な三助に惚れ、口説きにかかりますが…。
「澤瀉十種」の一つで、洒落た味と軽快な動きがみどころのひと幕です。小粋な三助政吉と、艶っぽいなめくじの奇想天外な色模様を、江戸の湯屋の風俗とともにお楽しみください。

※「澤瀉屋」の「瀉」のつくりは、正しくは“わかんむり”です

 
三助政吉 猿之助
なめくじ 團 子

第三部

午後6時15分~

  十返舎一九 原作より
  杉原邦生 構成
  戸部和久 脚本
  市川猿之助 脚本・演出
  東海道中膝栗毛
  弥次喜多流離譚(やじきたリターンズ)
あの“やじきた”が3年ぶりに夏の歌舞伎座に帰ってくる――!
江戸木挽町の歌舞伎座で、大道具のアルバイトをしている弥次郎兵衛と喜多八。二人は一攫千金を夢見てお伊勢参りに出発し、旅の途中で出会った若侍の梵太郎と供侍の政之助を道連れに、ラスベガスへ行ったり、殺人事件を推理したり、地獄へ行ったりとさまざまな騒動を巻き起こし、ピンチを切り抜けてきました。伊勢神宮の花火で天高く打ち上げられてしまった二人でしたが、あれから3年――。弥次喜多の二人は遠く離れた無人島に飛ばされ、何とか生き延びていました。あの手この手で長崎に渡り着き、古巣である歌舞伎座の苦境を知ります。歌舞伎座に戻るため、多くの人に出会い、立ちはだかる試練を乗り越えながら、新たな珍道中を繰り広げます。
『東海道中膝栗毛』は弥次郎兵衛と喜多八が東海道を旅する様子を描いた物語で、これまでに歌舞伎でも数多くの作品がつくられてきました。これらを下敷きに平成28(2016)年より新たなコンビで練り上げられた本作は、毎年話題を呼び、歌舞伎座の夏の風物詩となりました。3年の時を経て久々に登場する今回は、好評を博した配信版の図夢歌舞伎『弥次喜多』の舞台“家族商店”や、古典歌舞伎のパロディが随所に盛り込まれた奇想天外な物語、二人そろっての宙乗り、本水での立廻りなど見逃せない場面の連続です。抱腹絶倒の舞台にご期待ください。
弥次郎兵衛 幸四郎
総長シー子 新 悟
子分ジャック 廣太郎
芹沢綾人 隼 人
旗持ちトラ 男 寅
親衛隊長タカミ 鷹之資
旗持ちオタマ 玉太郎
伊月梵太郎/娘オリビア 染五郎
五代政之助/娘お夏 團 子
下剃虎奴 青 虎
家族商店店長寿知喜 寿 猿
特攻隊長ムネ 宗之助
海賊王ジョニー・テープ 錦 吾
緑婆奈々夫人 笑三郎
天照大神 笑 也
父次右衛門 猿 弥
釜掛之丞 片岡亀蔵
ザブエル 門之助
副支配人つる紫 高麗蔵
喜多八 猿之助

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